才ヶ原池の近くで、極めて毒性が強いキノコ「カエンタケ」が発見されました。触ると危険です。触らないように注意をしてください!
9月6日(土)才ヶ原池の近くで「カエンタケ」を発見したと、NPO山麓委員会に通報をいただきました。
9月8日(月)NPO山麓委員会事務局は確認のために現地に行き写真を撮りました。下の写真です。
採取した一部のキノコの断面を切ったところ、内部は白色でした。
「カエンタケ」にまちがいないと思われます。(幼菌)
注意喚起のポスター(下記)を周辺に貼り付けました。
キノコ(子実体)を採集しても、本体は菌糸体なので、直に生えてきます。
カエンタケは最強の猛毒キノコといわれています。見つけても絶対に触らないでください。
「カエンタケ」は、コナラなどブナ科の樹木が枯れると、1年後位にその根の近くから生えてくるそうです。滋賀県や京都府では、「ナラ枯れ」被害にあった枯死木で多くが発生していますが、才ヶ原池近くの「カエンタケ」も「ナラ枯れ」被害で枯死した木の根株で発生していました。
箕面でも「ナラ枯れ」被害は多く発生しており、今後もいろいろなところで「カエンタケ」が発生する可能性があります。
見つけても触らないように注意してください。