7月3日、箕面ビジターセンターで「アリジゴクの不思議発見」の観察会を行いました。
先月に続き2回目の「アリジゴクの不思議発見」の観察会、今回は定員(15名)をオーバーする22名の参加者でした。(大人10人子ども12人)
最初に、ビジターセンターの事務所の周りで、アリジゴクの巣をみんなで探しました。
子どもたちは初め、すり鉢型の穴を見ても何の穴かわからないようです。
ところがアリが足を滑らせてもがき、穴の底が動きだすころには、目を凝らして言葉が止まります。アリとアリジゴクが格闘を始めると目がテンになります。
それからミニルアーでアリジゴク釣りにチャレンジします、初めはうまくいきませんが、釣れたときは大きな歓声とともに満面の笑みがこぼれます。
次にアリジゴクを拡大鏡でのぞき、大きなアゴが獲物をつかまえたり穴を掘るシャベルの役目をしたり、体に生えている毛が、センサーの役目をすることを学びます。
又、大きくなるとウスバカゲロウになる話は標本を不思議そうに眺め、なかなか信じられないようでした。
図鑑や写真で知ることも大切ですが、実際に観察してみると、又違った感激が得られます。箕面ビジターセンターでは、子どもたちが自然や身近な生き物にふれあって、たくさんの感激を育てていただけるようにと思って自然観察会を行っています。
「アリジゴクの不思議発見」の観察会、好評だったので、秋にも行う予定(10月16日(日))です。正式に決まりましたら告知しますのでお楽しみに♪