箕面の山の文化財、八天の石蔵の整備。箕面の山や周辺の史跡や文化財などに注目し、地域の文化や歴史への理解を深めましょう!
「勝尾寺 牓示・八天石蔵」をご存知でしょうか? 牓示(ぼうじ)とは土地の境界標のことで、この牓示は、ふもとの村々との境界紛争が解決した鎌倉時代の寛喜二年(1230年)、勝尾寺が八ヶ所に設けたものです。 このとき、国から交付された文書には、「山地を内外に分け、八天の形像を埋めその上に石を畳んで壇とし、もって八天の石蔵と号す。用いて一寺の牓示となす也」とあります。 寺領の周囲八ヶ所に八天像を埋め、その…続きを読む