明治の森箕面自然休養林周辺の「八天の石蔵」巡りの見学、特に大阪北摂霊園内での石蔵巡りの通行について、墓参者の迷惑にならないように注意をしてください。
箕面市教育委員会による国史跡八天の石蔵および町石の補修事業が行われており、山中の歴史・文化遺産を訪れるハイカーなどが増える一方で、通行や見学時において、安心・安全面での適切な利用がされていない現状が見られることから、明治の森箕面自然休養林管理運営協議会(事務局:山麓委員会)は、土地所有者や管理者からの要望を踏まえて、行政や市民団体などを含めた多くの関係者との情報共有と意見交換を通じて、適切な利用が…続きを読む
箕面の山の文化財、八天の石蔵の整備。箕面の山や周辺の史跡や文化財などに注目し、地域の文化や歴史への理解を深めましょう!
「勝尾寺 牓示・八天石蔵」をご存知でしょうか? 牓示(ぼうじ)とは土地の境界標のことで、この牓示は、ふもとの村々との境界紛争が解決した鎌倉時代の寛喜二年(1230年)、勝尾寺が八ヶ所に設けたものです。 このとき、国から交付された文書には、「山地を内外に分け、八天の形像を埋めその上に石を畳んで壇とし、もって八天の石蔵と号す。用いて一寺の牓示となす也」とあります。 寺領の周囲八ヶ所に八天像を埋め、その…続きを読む