箕面のホタルを採らないでください!ホタルを見るときはルールやマナーを守りましょう!
NPO山麓委員会に、府営箕面公園滝道で、網を使ってホタルを採って、持ち帰っている家族を見つけたなどという情報が寄せられましたので、全文を紹介させていただきます。
「6/9にホタルを見に滝道を歩いていると、幼稚園〜1、2年生くらいの子供と母親、父親の3人がホタルを捕まえて山を降りてきました。母親が網を持っており子供が捕獲したホタルを籠に入れていました。すれ違うときに注意はしましたが無視されましたし・・・大変かとは思いますが滝道の所をパトロールしたほうがいいと思いました。網まで持ってきて捕獲するとか悪質です。」
滝道に限らず、箕面では山の自然が守られていることから、この時期になると、あちこちでホタルを見ることができますが、こころない人によるホタルの採取が見られます。
ホタルは多くの人たちの手で守られています。絶対にホタルを採らないようにしてください!ホタルを見るときはルールやマナーを守りましょう!!
箕面公園でホタルが見られることが、SNSなどで広く知られるようになり、年々ホタルを見に来られる人が増えています。特に土曜日の滝道は、サマーフェスタ/キャンドルロード並みの人出となり、一の橋北~瀧安寺前がたまりやすく大混雑となっています。
ホタルを見るために、柵から身を乗り出したり、子どもを柵の上に立たせるという光景もみうけられ、公園管理事務所では転落事故防止のため安全対策として臨時柵を設置しました。
※箕面公園滝道でホタルを見るときは、土日ではなく、比較的混雑の少ない平日がおすすめです。
<毎年たくさんのホタルに会えるように、マナーを守って楽しく鑑賞しましょう!>
1.ホタルを持って帰ることはやめましょう!
採ったりせずに、鑑賞するだけにしてください。手にとって見るときは、握らないでね。1年かけて成虫になったゲンジボタルは、草の葉についた夜露などの水を飲む程度で数日から2週間くらいしか生きることはできません。とてもはかない命なのです。
2.まわりの人の迷惑にならないようにしましょう!
大きな声で騒いだり、ホタルを追って走らないでください。車で押しかけないようにしましょう。ホタル生息地への車の乗り入れはご遠慮ください。
3.ゴミは必ず持ち帰りましょう!
ゴミは捨てずに、必ず持ち帰ってください。
4.懐中電灯やカメラのフラッシュをホタルに向けないでください!
ホタルは明かりを嫌います。懐中電灯をホタルに向けないように注意しましょう。通常の撮影方法ではホタルを撮ることは出来ません。カメラのフラッシュは、たかないようにしましょう。自動車のヘッドライトやハザードランプなどで照らさないようにしてください。ホタルは、仲間同士のコミュニケーションに光を使っています。
5. 危険なところには入らないでください!
暗くて足場のわからない草むらや川の近くには入らないようにしましょう。ヘビなどの危険な生き物がいることがありますので注意しましょう。
保護者は、小さな子どもさんの手を離さないようにしましょう。
ホタルを見るときはルールやマナーを守るようにしてください。(事務局/高島)