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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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箕面ビジターセンターで、「駅からハイキング 初秋の山を歩いて植物や野鳥を観察」のイベントを開催しました。

9月18日、箕面ビジターセンターの初秋のイベント、「駅からハイキング 初秋の山を歩いて植物や野鳥を観察」のイベントを開催しました。夏から秋への移ろいを生き物、自然を通して感じてみようの試みです。残暑がまだ厳しい中でしたが、14人の山が好き、自然が好きな方が集いました。9時30分箕面駅に集合し、才が原林道を経由してビジターセンターを目指しました。

箕面川沿いでは、せせらぎの音と涼しげな風に当たりながら気持ち良い出発でした。イヌビワ、センダンなどの説明を聞きながら進みました。センニンソウの白い花が満開した。そしてヘクソカズラの小さな可憐な花が下がっていました。少し気の毒な名前ですが、葉のにおいを嗅いでみました。

続いて西江寺さんの参道から昇天展望台へ上っていきました。アベノハルカスまで見渡せるビューポイントで休憩。あちこちでリョウブの果穂が細い尾のように付けていました。昇天展望台に到着、ここは例年、タカの渡りの観察できる場所です。タカの渡りの話を聞きながら、水分補給の休憩をとりました。野鳥の気配がしました。メジロ、シジュウカラ、コゲラの混群のようでした。野鳥の活動も秋の気配です。そしてよく似た樹木の仲間のエノキ、ムクノキ、ケヤキ、それぞれの違いについて聞きました。

風の杜に到着。アカシデの神社の紙垂のような実がいっぱい下がっていました。近くで見られる良い観察場所です。才が原林道に入るとハンミョウが一行の前を飛んだり歩いたり、”道あんない”してくれました。最近減少していると言われる昆虫です。また、役目を終えたタマムシが地上で金緑色に輝いていました。道から少し入った森の土壁でオオルリの巣があり、みんなで観察。コケを重ねて精巧に作ってありました。才が原池入口では生き物案内版を見ながらマミズクラゲの話を聞きました。林道の地上には枝・葉つきのドングリがたくさん落ちていました。コナラのドングリに産卵したハイイロチョッキリ虫の仕業です。リスのエビフライ”(リスが松ぼっくりの種を食べたあとの食痕)も発見、それぞれ説明を聞きながら観察しました。クマノミズキの黒い実と紅い果柄(二色効果)が見ごろとなってきました。この実は野鳥に人気です、コサメビタキ、エゾビタキ、メジロなどが集まってきているようです。
他にもイノシシのラッセル跡、シカの足跡、シマヘビの子供、アケビやソヨゴ、カナメモチなど木々の実などいろいろ話を聞きながら観察、12:30に終点ビジターセンターに到着しました。 まさに残暑厳しい中でのハイキングでしたが、往く夏を惜しむかのようなツクツクボウシの声を聴きながら、夏から秋へと確かな季節の移ろいを感じながら楽しく過ごした一日でした。

 

 

箕面ビジターセンターでは他にも楽しいイベントを企画しています!満席のイベントも出てきていますので、早めのお申込みをおすすめします。

次回の箕面駅からビジターセンターまで自然解説員を歩くハイキングは10月22日(日)です。

10月から12月のイベントはこちらをごらんください。

全てのイベントで事前予約が必要です。

下のお申し込みフォームに人数やお名前などを入力して、お申し込みください。

お申込フォーム」(←こちらをクリックしてください)

 

 

 

カテゴリ:イベント情報,箕面ビジターセンター

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投稿者:Kondo

投稿日:2023年09月23日 01時間10分05秒