箕面ビジターセンターで、「木の実を見つけよう!」のイベントを開催しました。
9月17日、残暑の厳しい中「木の実を見つけよう」をテーマに観察会を開催しました。園地から才が原林道を巡る予定にしていましたが、参加者が大人を除くと幼児ばかりのため「暑さ」と「体力」を考え園地を歩いた後、講義室で木の実を使った遊びのプログラムに変更しました。
野草園ではフジカンゾウのタネが服につくと子どもたちは不思議な顔。サングラスのような形にも興味があるようです。川沿いの木のキクラゲを触ってみるとふんわりとして気持ちがいいのかニンマリ。園地内の散策でも木の実はたくさん見つかりました。アブラチャンの周りでは落ちた実を探し、ヒマラヤスギの実を数えたり、シラキの実の不思議な形に首をかしげます。サルに落とされたエノキの枝の実をこっそりかじってニッコリ。前の年に落ちたモミジのタネを上から落とし、クルクル回る様子を見た子はタネ探しに夢中になります。折よく川の中にゆっくり歩くオオサンショウウオを見つけた子ども達は食い入るように見つめます。
講義室に戻って木の実を使った遊びをしました。ペットボトルに水とムクロジの実を入れ勢いよく振ると泡でイッパイになりました。それでシャボン玉や泡遊びをすると大喜びで夢中になります。アオダモの枝を水につけブラックライトを当てると青く光り不思議そうに見入っていました。どんぐりの帽子の違いやドングリが枝のまま落とした犯人のハイイロチョッキリの写真をみたり、オナモミのダーツや猫じゃらしの手品等で遊びました。
最後に松ぼっくりや松の種を取り出すためにリスがかじってできた松ぼっくりのエビフライをおみやげにもらって、笑顔でのお別れをしました。
箕面ビジターセンターでは他にも楽しいイベントを企画しています!満席のイベントも出てきていますので、早めのお申込みをおすすめします。
次回のどんぐりや木の実を探して遊ぼうの観察会は、11月4日(土)です。
10月から12月のイベントはこちらをごらんください。
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