9月3日日曜日、箕面ビジターセンターで「季節の森遊び」（ネイチャーゲームと簡単な工作）を開催しました。今回は「生き物のつながりを体験しよう」をテーマに、3家族8名が参加されました。日差しが強く、とても暑い日になりました。日陰のあるエリアで、こまめに水分補給をしながら活動をしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最初に、自分が気に入った「石」「木の枝」「穴のあいた葉っぱ」「木の実」を探してきてもらいました。「きらきらした石」「顔みたいな葉っぱ」「フリルみたいな苔のついた枝」など、こだわりのものが集まりました。そして、その集めてきたものに関わりのある生き物をみんなで考えました。分かりにくかった「石」も、その下はダンゴムシやミミズなどのすみかであったり、小さな生き物の隠れる場所に役立っているなど、集めてきたものが何かの役に立っていたり、他のものとつながっていることに気づきました。

次は「食べる、食べられる」を体験する活動です。参加者の皆さんはそれぞれがネズミの家族になり、フクロウが住む森にエサ（カード）を取りに行きます。途中たくさんの天敵がいたり、物音を立てるとフクロウに見つかってしまったり、ハラハラ、ドキドキしながらエサを探します。エサ探しを楽しんだあとは、取ってきたエサを並べました。それを食べるネズミ、ネズミを食べる天敵、その天敵をねらうフクロウも並べてみました。「暑い日が続いて雨が降らなかったら？」と子どもたちに尋ねました。「ネズミのエサが減る」「ネズミが減ると天敵の動物、そしてフクロウも生きていけなくなる」と子どもたちはエサカードを除いて行きながら、生き物のつながりを実感していました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次に森の中のたくさんの木の中から、1本の木を見つける活動をしました。ヒントをメモし、探偵になって森の中へ探しに行きます。同じ種類の木が見つかっても、特定の1本を見つけなくてはいけません。特定できるヒントをみつけ、見事指定の「ヒマラヤスギ」を見つけることができました。高い枝に大きなたまごのような木の実がついているのをみんなで観察しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講義室での工作は、葉っぱに紙をのせて色鉛筆でこすり、葉脈が浮き出てくるのを楽しみました。そのこすり絵を昆虫や、魚、木などに見立てて、素敵なコップに仕上げました。

2023.10.1　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回は10/1（日）「隠れているものを探して遊ぼう」。地図とヒントを持って、隠れている動物を探したり、森遊びをします。工作は「トンボのブローチ」を作ります。詳細はこちら。

箕面ビジターセンターでは他にも楽しいイベントを企画しています！満席のイベントも出てきていますので、早めのお申込みをおすすめします。

■9月10日（日）森の自然工作教室
毎月第２日曜は「自然工作」の日
自然素材で誰でも作れる、世界で一つのたからもの

季節の行事にちなんだ作品作りにチャレンジしよう！

詳しくは↑↑↑↑↑↑こちらをクリック

日　時　：9月10日（日）＊雨天決行（警報発表の時は中止）
A 12：30～13：20
B 13：30～14：20
場　所　：箕面ビジターセンター講義室（図書室）
参加費　：200円/1作品（材料費、保険料等）・保護者同伴
申し込み：定員各回 親子で15名 　※事前予約が必要

■9月23日（土）森の癒しウォーク

 WEB2023923癒しウォーク

日　時　：9月23日（土）12：30～15：00ごろ(※雨天中止）
集　合　：箕面ビジターセンター案内所前 12：20
参加費　：おとな300円/1人（保険料など）対象18歳以上
申　込　：定員10名 ※事前予約が必要

ホームページ 「お申込フォーム」に人数 など必要事項を入力してお申込み下さい。