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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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ビジターセンターで箕面川ダム周遊自然観察ツアー「みんなで春を見つけよう!」を開催しました

3月18日、春本番を思わせるような陽気の中、「みんなで春をみつけよう!」をテーマに、ダム周遊自然観察ツアーを行いました。天気もよく、絶好の観察日よりとなりました。

自己紹介と軽い準備運動のあと、自然研究路3号から箕面川ダムへ向かいました。入口のカンヒザクラは、すでに2輪ピンク色に咲き出していました。フデリンドウの群生地で新芽を確認、5月の開花が楽しみです。

ダムから長谷橋へ、そして箕面林道へ向かいました。白い可憐で小さな花をいっぱい付けたアセビ、淡黄色の花が穂になって垂れたキブシ、葉が出る前に鮮やかな黄色の花を5~7固まってつけているダンコウバイ。 “春一番に咲く樹木の花たち”です。淡黄白色の細い花弁がついたシキミも咲き出していました。シキミの果実は毒があるけれど、花はきれい!

シキミの花

ダンコウバイの花

“春一番に咲く野草の花たち”も活動開始。薄い青色のオオイヌノフグリ、紅紫色のヒメオドリコソウ、白色のタネツケバナ、淡紫色のタチツボスミレ、ナガバタチツボスミレも咲き出していました。みんな小さく可憐な花です。木々のにおいも嗅いでみました。ダンコウバイの葉の甘い香り、クロモジの高級爪楊枝を思わす?小枝の香り、“枯れ葉が落ちない木”で有名なヤマコウバシの葉の香りなどを楽しみました。

ナガバタチツボスミレ

春を待ちわびている木々の新芽も観察しました。クスノキ科のカナクギノキやクロモジの新芽は“やじろべえ”を逆さにしたようなユーモラスな姿でした。開花が待たれるサクラ並木では、エドヒガン、ヤマザクラ、ソメイヨシノのつぼみが膨らんでいました。花はまだでも樹皮で種類がわかるようになりました。

クロモジの花芽と葉芽

道すがら、野鳥も本格的な春の到来に備えて動き出していました。スギ林ではヤマガラ、エナガのかわいい姿がみられました。シジュウカラやコゲラの声も。“コロコロ”と鳴いて群れて頭上を飛んで行ったのはこれから夏に向けて、高い山へ向かうカワラヒワでした。ダムの湖面では、カモたちの最後の休息。ヒドリガモ、オオバン、ヨシガモそしてカワウの姿がありました。

今日は心地良い日差しの下、春の息吹を感じながら、厳しい冬を耐え、春到来で動き出した生き物に触れ、心が和む一日でした。

 

次回のダム湖周遊自然観察ツアーは・・・スミレを中心に自然観察します♪

箕面川ダム周辺自然観察ツアー「かわいいスミレを見つけに行こう」
日 時 :4月15日(日)
12時30分~15時(小雨決行:警報発令時は中止)
集 合 :箕面ビジターセンター案内所前
申し込み:当日受付、先着15名
参加費 :100円/小学生以下無料・保護者同伴

詳細はこちら

カテゴリ:イベント情報,箕面ビジターセンター

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投稿者:Kondo

投稿日:2018年03月24日 22時間33分06秒