極めて毒性が強いキノコ「カエンタケ」。明治の森「自然研究路3号線」で大量に発生していました。写真のような赤いキノコには触らないよう注意をしてください!
8月23日(日)、ハイカーの方から箕面ビジターセンターに「カエンタケ」を発見したとの通報がありました。通報を受けた箕面ビジターセンター自然解説指導員が現地に行き、ハイキング道沿いであり、子どもたちがさわると危険なので全数を取り除きました。
場所は、政ノ茶屋園地の自然研究路3号線を上がった「ナラ枯れ」枯死木の根元です。
特徴は、オレンジ色から赤色で、土から手の指のように出ているものもあります。
ことしは、「ナラ枯れ」枯死木が多く発生しており、「カエンタケ」も昨年に増して多く発生しています。
写真のような赤いキノコを見つけても触らないようにしてください。今後も発生しそうなので、見つけたらNPO山麓委員会や箕面ビジターセンターなどに連絡してください。
「カエンタケ」は、「ナラ枯れ」被害地で、多く発生する傾向があります。
「ナラ枯れ」被害防止グループや箕面市などが「ナラ枯れ」被害の低減に取り組んでいますが、箕面でも多くの枯死木が発生しています。山麓部を眺めると赤茶けた色になっている木が多くあります。
(追記)
別途、同国定公園内の「勝尾寺園地」の「ナラ枯れ」枯死木の根元でもカエンタケが発生していました。