人と自然の入門講座「みのお森の学校」【第9回目】森のいろんな仲間たちin箕面ビジターセンター
みのお森の学校9日目、新緑に包まれた箕面ビジターセンターと周辺の森に舞台を移し、講義とハイキングが行われました。
センターでは、みのお山麓保全委員会の高島文明事務局長が「森いろいろな仲間たち」をテーマに、四季の箕面の森で見られる動植物を紹介されました。「赤い花は鳥の好きな色」「虫と鳥と花の関係」など興味深い解説に、生徒さんの関心は高ままります。館内見学では田中哲夫、長井正樹両開設員がそれぞれ得意分野のエピソードを交えながら、動物や昆虫の標本について丁寧に説明。皆さん真剣な表情でメモを取っておられました。
午後のテーマは「里山新発見」
参加者全員が森を歩きながら気付いたことを2分間で話すという趣向です
講義で学んだ知識を復習し、森を見る目がどれだけ深まったかが試されます。
才ヶ原林道を歩き始めた直後から次々と手が上がり、野鳥のさえずりに耳を傾けて「オオルリは高木のてっぺんにいることが多い」などなど・・・
谷向こうの山の斜面を見て「同じ緑でも何種類もあり、グラデーションが素敵」、道端の枝に指差し「草木に興味がわき、森を歩くのが楽しくなった」など、それぞれの“発見”を披露。
皆さん、森の学校の入学当初に比べ、大きく成長していることを強く印象付けられました。いよいよ森の学校は次回で最終回です。