箕面の山に春の使者が・・・。全てが若返り、清々しく明るく美しい季節です。二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ、今年の清明(せいめい)は4月5日です。
3月末、最高気温が15℃になり、阪急箕面駅から望む山麓の斜面に、エドヒガン(桜)がアチコチ咲いているのが観察できるようになりました。遅れてヤマザクラも咲くでしょう。
毎年、駅前で子育てをするイソヒヨドリも見かけるようになりました。ツバメも子育てをしています。
虫たちも躍動しています。山麓部の里山では、モンシロチョウが飛び交っています。
明治の森箕面国定公園では、成虫で越冬したテングチョウやルリタテハ(タテハチョウ科)を、日当たりの良いハイキング道などで見かけることができます。
下の写真は、3/21箕面ビジターセンター自然観察ツアーにて(写真:西岡稔)
ルリタテハ
テングチョウ
ルリタテハやテングチョウは、成虫で冬を越します。成虫で冬を越す蝶の姿は、あまり想像できませんが、枯れ草や木の洞などで冬を過ごすようです。羽の表は、どちらも鮮やかな色ですが、羽を閉じると見事な保護色です。
下の写真は、テングチョウが羽を閉じたものですが、枯れ草や木にとけこんでしまって、見つけることはできませんね。(写真/箕面公園昆虫館)
二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ、春分から数えて15日、今年の清明(せいめい)は4月5日。万物が若返り、清々しく明るく美しい季節です。この時季は、雨が多く、暖かくなった後に小雨が降り続いて寒くなったりもします。