箕面の里山にも、春の気配が・・・
3月、まだまだ寒い日が続きますが、10日(日)午前10時の気温は10℃、日差しがあたると、とても暖かく感じます。
何気なく、足もとにも目をこらしてみると、箕面の里山にも、春の気配が感じられる季節になってきたことを感じます。
日があたった畑で、今年はじめてのオオイヌノフグリが咲いていました。
別名は瑠璃唐草、天人唐草、星の瞳ともいうそうです。
フグリなんて、誰がつけたのでしょうか?
星の瞳がピッタリのかわいい花です。
その近くに、ナナホシテントウが暖かな日差しを受けて、ちょこちょこと動いていました。
このナナホシテントウは、成虫で冬を越します。
その横には、サンシュユの黄色い花が咲きはじめて、枝先にはオオカマキリの卵のうがありました。オオカマキリは、卵で越冬します。固体化した泡状の卵のうが卵を冬の寒さから守ります。
ヒメオドリコソウも咲きはじめました。
二十四節気のひとつ、雨水から数えて15日、今年の啓蟄は3月6日でした。啓蟄とは土の中で冬ごもりをしている虫が、大地が暖まり、春の訪れを感じて穴から出てくるという意味だそうです。
啓蟄から15日目、春分は3月21日です。