府道・林道などの被害状況 (8/26)。箕面公園や周辺の府道が通行止めになっています。山に入られる方は、安全管理に十分注意をしてください。
24日午後からの大雨の影響で、各所に崩落や倒木が発生しています。
下記は、森林巡視員の竹田光廣さんの8月26日の写真と報告です。
*現地は危険ですから近寄らないようにしてください。
1、府道43号・・・ 浄水場上、現在「墓地造成地」付近で、土砂崩落により通行不可
*現在、浄水場前から大滝方面に向かう府道は通行止めになっています。
斜面が崩落して、土砂と流木が府道を覆っています。(聖天展望台から府道南方)
2、地獄谷―府道の間・・・地獄谷(府道下斜面)崩落のため、通行止め
3、こもれびの森/地獄谷 谷筋コース
4、才ヶ原林道(風の杜北の府道と交差する橋から約10mの左岸)
ガードレールの足が出ています。下の斜面は崩落しています。
その他、地盤の緩みによる「倒木」や「斜面の崩落」などの被害が発生しています。
ハイキングや行楽、トレランなどで、箕面国定公園など山間・山麓部に入られる方は、日ごろから気象情報に注意をするとともに、事前に状況をしらべるなど、安全管理に十分注意をしていただくようお願いします。
(追記)
森林が本来持つ多面的機能のひとつに「水源涵養機能」や「土砂災害防止/土壌保全機能」がありますが、崩落した斜面は「下層植生」が貧弱化しており「土壌保全の機能」が低下していると思われます。その原因のひとつとして「増えすぎたシカによる食害」もあると考えられます。
山麓保全活動は、森林が持つ多面的機能を最大限発揮することを目標としています。(事務局)