箕面ビジターセンターで、インターナショナルスクールの校外学習のお手伝いをしました。
箕面市小野原にある関西学院大阪インターナショナルスクールでは、4月から5月にかけて生物多様性についての学習をされています。
日ごろ自然に触れ合うことが少ない生徒も多いので、自然の豊かさや不思議さ、面白さなどをゆっくり体験して、その後の学習に役立てたいという要望がNPO法人みのお山麓委員会事務局にありました。
たくさんの疑問を持ち帰ることがねらいです。
そこで、箕面ビジターセンターで自然解説や観察会、自然工作教室をしているボランティアスタッフ12名の協力をいただき、インターナショナルスクールの校外学習のお手伝いをしました。
4月16日(水)、天気も良く、4年生の生徒さん20名と先生2名と一緒に、箕面ビジターセンターや政ノ茶屋園地の芝生広場周辺で、楽しく校外学習を行いました。
① PowerPoint presentation of the park’s features/biodiversity –Q&A (≒45mins)
最初は、パワーポイントの画像で箕面の四季折々の美しいし自然や生き物たち、それらを守る活動、生物多様性の保全のことなどを紹介しました。たくさんの質問もありました。
① Tour of Visitor center (≒45 mins)
次はビジターセンターの展示室を見てもらって、昆虫や鳥、哺乳類などの生き物、植物や写真展示などを見てもらいました。ニホンザルの剥製には驚いていました。
午前のプログラムが終わり、政ノ茶屋園地の芝生広場で、みんなでお弁当を食べました。休憩しながら新緑を楽しみました。
① park exploration activity (≒90mins)
広場では、羽化したばかりの「カゲロウ」がたくさん飛んでいました。カゲロウの成虫のいのちは1日から3日位です。ムシが好きな子もいましたが、嫌いな子もたくさんいました。
ボランティアスタッフといっしょに、子どもたちがグループに分かれて、近くの森の中を探検しながら、面白い自然のものを探しました。
午前中のプログラムでシカのよる食害を紹介しましたが、芝生広場では、シカの糞が落ちていました。乾いたシカの糞を割ってみると全て植物ということが分かりました。
森の探検では、落ちたばかりの葉っぱ、菌類に分解されつつある葉っぱ、ほとんど土になった腐葉土なども見てもらい、植物(生産者)と菌類(分解者)のつながりなどを知ってもらうキッカケづくりなどもしました。
広場からビジターセンターに帰ってきて、軒下にある「アリジゴク」を観察しました。
① make handicrafts (≒30mins)
最後のプログラムは、自然工作教室です。どんぐりを使ったストラップ作りや木の実を使った生き物などを作りました。出来上がった作品は、紙の袋に入れて、大切そうに持ち帰っていただきました。
自然工作のお世話をしたボランティアスタッフ