明治の森箕面国定公園の「野生動物モニタリングカメラ」12月の見回り
12月15日(日)、国定公園に設置している、哺乳類モニタリング用のカメラの定期見回りを行いました。
とても賑やかだった先月の紅葉シーズンから一転して、箕面の山は寒く、静かでした。メンバーは初参加2名を含む4人です。
いつもの見回りルートを歩いていると、たくさんのクリスマスツリーに出会いました。
ムラサキシキブにヘクソカズラからみついて、2色の実がきれいでした。
クリスマスらしい赤い実をつけたサンシュユとソヨゴもありました。
ヒノキは小さな茶色い実。地味ですが、針葉樹のヒノキが一番ツリーに近いかも・・・
そして、こんな動物も姿を見せてくれました。
リスに出会えたのは見回りメンバーの1人だけでしたが、しっかり写真に収めてくれました。
回収したカメラには、サル、シカ、イノシシが写っていました。新しい種が確認されることはありませんでしたが、サルの後ろ姿がたくさん撮れていました。
サルの赤いお尻にある茶色い部分は、皮膚が厚くなっていて、尻だこと呼ばれています。不安定な木の上や、堅い石の上に座るときに重宝するようです。ざぶとんがお尻についているみたいですね。
NPO山麓委員会 生きもの会議/近藤万理
次回の見回り日時:1月19日(日)10時~(終了予定時刻14時ごろ)
集合場所:エキスポ90みのお記念の森の駐車場に10時集合
自然散策をしながら、カメラの点検やデータ回収をします。
詳細は、NPO法人みのお山麓保全委員会/事務局にお問い合わせください。(携帯:090-1133-3615)
阪急箕面駅から相乗りできますので、車がない方はご相談ください。