このところの長雨の影響で、才ヶ原池の水位が満水状態になっています。環境保全と自然災害の防止に注視していく必要があるでしょう
先週のダブル台風の影響もあり、このところの長雨の影響が心配で、才ヶ原池の水位を確認のために、6月29日(月)午前に現地に行ってきました。

昨年の今ごろは雨が少なく、渇水状態でしたが、ことしは雨量が多く、満水状態になっており、洪水吐けから越水しています。

数年前までは、常時バルブを閉めて、洪水吐けから水を流しており、本日のような満水状態が続いていました。


才ヶ原池のハザードマップが出された後、自然災害を防止するため、池の斜面にあるバルブを開けて、平時の水位を下げるようにしています。
※バルブを開けて放水していますが、雨による数量が多く、満水状態になっているようです。
一方で、水位を下げることにより、マミズクラゲやベニイトトンボなど、貴重な生きのものの生育が危ぶまれるなどの影響が懸念されてきました。
※ため池は、降雨時には雨水を一時的にためる洪水調節や土砂流出防止の役割がありますが、近年、集中豪雨が頻発する傾向にあり、大雨や大規模な地震などで、ため池が決壊した場合、下流の市街地に大きな被害をもたらす恐れがあり、ため池ハザードマップで注意を呼び掛けています。
生態系を活用した防災・減災における災害リスク低減の考え方としては、森林保全による斜面崩壊の防止や遊水池や水田などの活用による洪水緩和などがあげられています。
才ヶ原池は、上下水道局浄水室が管理していますが、水需要の減少や琵琶湖総合開発による水資源の安定供給により、非常用水源としての必要性がなくなっています。
才ヶ原池は、箕面の山の憩いの場所である他、マミズクラゲや絶滅危惧種であるベニイトトンボなどの貴重な生き物の生息場所になっているなど、公益的で多面的な機能を有しています。才ヶ原池の水位低下処置が周辺環境や生き物たちにどのような影響を与えるのか、引き続き注視していく必要があるでしょう。(事務局/高島)











