「こもれびの森」Aネット内の植樹木周囲のツル切りや下草刈りなどを行いました。
2020年から継続して市民が中心となり植樹活動を行っている「こもれびの森」(箕面市有林)で防鹿用金柵(A.BC柵)のうち、Aネット内の整備活動を12月5日に行いました。
今回は、苗木の生育を邪魔してきた周辺の木々が落葉し、またクズのツルが枯れたを機に、植樹木周囲の木々の枝切りやツルの除去とススキなどの下草刈りを行いました。活動には、箕面の山パトロール隊、箕面フォレスターズ、山麓委員会などから6人が協力してくれました。
Aネット内での整備活動の様子
植樹を覆い尽くすクズのツル
ススキの群生
幸いA柵内は、柵に守られて今のところシカによる食害がないことから、下草刈りやツル切りなどの適宜、整備が必要となるものの、十分に植生が回復しています。
一方で、とくに金柵の外のシカの侵入が可能なハイキング道で、一部路肩が崩落したエリア周辺などでは、草本もほとんどはえず、荒地のままとなっていることから、今回、試験的にAネット内のススキの播種を行いました。
なお、来年2025年3月20日(祝)あらためて植樹活動を実施します。次回は、過去の植樹でシカの食害や水不足などで残念ながら枯死してしまった樹木を、荒地に強い先駆性樹種やシカが好まない樹木への植え替えなどを検討しています。