箕面市環境クリーンセンターはごみを処理するとともに、施設に集まる昆虫の展示を行うなど、箕面の自然環境への理解が深められるような啓発を行っています。
箕面市環境クリーンセンターは箕面市のごみを処理する施設で、ごみを処理したり、焼却したときに発生する熱を活用するために様々な機械を備えており、焼却炉のボイラで作った蒸気の力や熱で発電機を動かして電気を作り、工場内の冷暖房のほか、センターで使う電気をまかなっています。
環境クリーンセンターは、大きなファンが一日中多量の風を吸い込んでいたり、場所によっては一日中明かりがついていたりもするため、昆虫が集まりやすくなっており、カブトムシやクワガタムシをはじめとして様々な昆虫が観察されます。
環境クリーンセンターは、明治の森箕面国定公園に近い自然豊かな山あい(標高約330m)に位置しており、四季折々の昆虫を見ることができます。日本の国蝶オオムラサキの姿も時折見られます。
そのため、環境クリーンセンターでは工場内で見られる昆虫の一部を展示しており、主に市内小学校の社会見学時に箕面の自然環境について理解が深められるよう啓発に努めています。
昆虫の展示
詳しくは、下の箕面市のホームページをご覧ください。
箕面市環境クリーンセンターと昆虫(←こちら)
工場排水を利用した水槽の展示
環境クリーンセンターで見られる昆虫の中にも外来種が確認されています。代表的なものをいくつか紹介します。
タイワンタケクマバチ
フェモラータオオモモブトハムシ
ムネアカオオクロテントウ
外来昆虫以外にも外来植物アメリカオニアザミも展示しています。
(追記)
見学をご希望の場合、箕面市環境クリーンセンターに事前にご連絡をお願いします。