清水谷防鹿ネットの補修を行政と市民が協働で行いました。
「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」(事務局:NPO山麓委員会)は、明治の森箕面自然休養林(箕面国有林)を対象として、市民団体が中心となり、自主的な活動により自然休養林の整備・管理、及び活用を円滑に行う事を目的として、さまざまな活動を行っています。
3月8日(木)午前10時から、小雨が降る中、清水谷に設置している植生保護ネットの補修を行いました。
このネットは、主にフタバアオイを対象にシカの食害から守ることを目的としていますが、昨年10月の大型台風の影響により、周辺のスギの大木がネット内に倒れてしまいました。
↓ネット内に倒れたスギの大木
この日は、「清水谷をまもる会」の他、「箕面自然調査会」「箕面観光ボランティアガイド」「日本森林ボランティア協会」「とどろみの森クラブ」などの市民団体に加えて、林野庁京都大阪森林管理事務所や箕面森林ふれあい推進センターの職員、NPO山麓委員会事務局の計28名が参加しました。
今回は、ネット内にスギの大木が倒れたので、「日本森林ボランティア協会」「とどろみの森クラブ」の皆さんにチェーンソーで玉切りをしていただきました。
↓スギの玉切り
多くの方のご参加をいただいたので、バケツリレー式でネット内から搬出しました。
これから暖かくなるにつれて、防鹿ネットの中には、貴重な植生が復活して賑やかになるでしょう。*防鹿ネット設置後の植生調査を継続して行っています。