箕面山麓線沿いの如意谷住宅にもニホンジカが出没しています。花壇の花が食べられています。
箕面如意谷住宅では、管理組合や自治会が中心となって、毎年、さくらまつり(今年は3/29~4/10)を行っていますが、あわせて花壇の花などの育成や管理を熱心にされています。
先週、自治会の方が来られた際に、花壇の花が荒らされている写真を持って来られました。ニホンジカの糞と思われるものもお持ちでした。
箕面市のみどりまちづくり部環境動物室に相談に行かれたところ、環境動物室では、即、対応していただき、赤外線撮影カメラ(暗視カメラ)を取り付けていただきました。
カメラを取り付けたところ、すぐに、花壇の花を食べているニホンジカのメス数頭の写真を撮ることが出来ました。やはり、犯人はニホンジカでした。
下の写真は、3/15、AM1:40~1:43の写真3枚、及びAM2:38に花壇を出て行くまでの写真です。(箕面市提供)
下の写真は、3/17午前、山麓委員会事務局が撮った写真です。パンジーが植えられていたところに、よく見ると、真新しいニホンジカの糞が落ちていました。
この花壇は、箕面山麓線沿いにあります。深夜とはいえ、ここまでニホンジカが降りてくるとは驚きです。
如意谷住宅で花壇の管理をされている方の情報では、パンジー・ビオラが3/6と3/14と食害にあっているそうです。
シバザクラ・アリッサム・ストック・桜草・クリスマスローズなどは食害にあっていないそうです。
箕面の山でもそうですが、ニホンジカは好きな植物を食べます。そのうちに、シカが嫌いな植物だけが残った状態となり、森林の生態系が壊れてしまいます。
箕面の山では、増えすぎたニホンジカへの対策を官民が連携して行っていますが、まだまだ頭数が多すぎるようですね。