「ニホンザルのバースコントロール」による才ヶ原池周辺の通行止め
昨年も行われましたが、今年もニホンザルのバースコントロール(出産制限)の作業を行っていますので、才ヶ原池北から北東に抜けるハイキングコースが通行止めになっています。通行に注意をしてください。
才ヶ原口(緊急ポイントB11)から、谷山谷・白島・如意谷方面に向かう場合には、才ヶ原池の南から「三ツ石」に抜けるルートを使って、二十二曲り(緊急ポイントG2)方面に迂回してください。
通行止めのバリケード周辺には、近寄らないでください。
サルが興奮して危険です。特に犬を連れての散歩やハイキングはしないようにお願いします。
問い合わせ:箕面市教育委員会 文化財保護担当
箕面山のサル生息地は、ニホンザルにかかる天然記念物に指定されていますが、観光客などによる餌やり行為のため、自然の中での生態にくらべて、高カロリー・高栄養食摂取のために、2~3年に一度の出産から毎年出産の傾向となっています。
保護管理計画における300頭を大幅に越えない数に対して、大きく超えた生息数(約600頭)になっており、頻繁に市街地に出没したり、農作物などへの被害も多発しています。
平成21年(2009年)に、箕面市では「サル餌やり禁止条例」を制定していますが、あわせて、サルの個体を識別しながら、経口避妊薬の投与によるバースコントロールを行っています。
3月末までには終了の予定です。しばらくの期間、ご協力をお願いします。