7月18日(月)「こもれびの森」作業道の路肩崩落現場を市担当者と視察しました。
2018年の台風被害以後、市民を中心に植樹などの災害復興復興活動に取り組んできた、こもれびの森(箕面市有地)内の作業道の路肩崩落現場を、7月18日(月)、山麓委員会事務局員と箕面市担当者4人が視察を行いました。
崩落個所は、2023年6月の大雨の影響で発生したもので、今回は、7月11日(金)に実施した山麓委員会「こもれびの森部会」の定期巡回で確認した亀裂の拡大などの報告を受けて、市担当者と視察を行ったもの。
道幅の半分程度にひび割れが見られ、防水シートの内側も徐々に削れ、崩落が進んでいます。今後の大雨などで、路肩はさらに大きく崩れ落ちる可能性が高いと考えられます。
「こもれびの森」は、「生活環境保全林」に指定されており、市民に憩いの場を提供する機能を高めるとともに、土砂災害の危険を低減する機能の向上が求められています。
「こもれびの森」の復興活動は、行政と市民の協働の取り組みで進めてきました。これまで市民は、植生回復のための植樹活動を中心に行ってきましたが、金柵の設置や地盤の安定などの整備は行政の役割です。今回視察した個所の土砂崩れ防止策について、行政の検討が望まれます。
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