4月27日に、市民の方から、大日駐車場周辺の河原に、大量のゴミが不法投棄されているという情報が山麓保全委員会事務局に寄せられました。

下の写真は一部です。車で大日駐車場まで運んで来て、投棄したようです。

大日駐車場は、この時期、多くの観光バスが停車し、箕面大滝に観光客が向かう拠点になっています。

箕面に訪れた観光客にこのような様子を見せられない、このまま、ゴールウィーク明けまで放置しておくと、さらに不法投棄ゴミが増える可能性がある。

などの理由で、箕面の山パトロール隊がゴールデンウイーク中にも関わらず、緊急出動して、ゴミを回収してくれました。

箕面の山パトロール隊のブログ（←こちら）

回収総重量は、なんと35kgもあったそうです。

下の写真は、箕面の山パトロール隊のブログから引用

※観光協会の新緑カーニバルと不法投棄ゴミ

箕面市観光協会では、新緑が美しいこの時期（2024年4月20日～5月26日）に、新緑カーニバルと銘打って、滝道散歩や国定公園のトレッキングなどのPRを行っています。

箕面の自然を訪ねて、外国人を含めて、多くの観光客が箕面の滝道や国定公園に訪れています。

箕面市による観光戦略では、観光コンテンツの創出やインバウンドや二次交通への対応などの検討会議を行っていますが、お客様をお迎えする際の不法投棄ゴミの問題に対してのアクションは、後回しになっているのではないでしょうか？

ハイカーや観光客に、見苦しいところを見せたくない、安全にハイキングをして欲しいという気持ちで、不法投棄ゴミの撤去だけでなく、倒木の処理や簡易な道崩れの処理など、たくさんの市民団体が活動しています。

箕面の観光戦略では、単に自然を活用するだけでなく、持続可能な利用を前提とした箕面の自然を保全することが大切であり、また、行政や事業者だけでなく、多くの市民が参画して、豊かな箕面の自然を次の世代につないていくことが大切なのではないでしょうか！！