【みのお森の学校20期】ヒノキの間伐に挑戦しよう!人工林の整備
6月1日(日)清々しいお天気に恵まれ、民有林の粟生外院 あたごの森にて、講師に箕面森のきこり隊の皆さんの指導で、間伐のきこり体験をさせて頂きました。あいにくの雨で開催延期となっていた山林整備実習には、ほぼ全員の12名の生徒さんの参加で開催できました。
まず、箕面森のきこり隊の隊長中川さんからご挨拶がありました。
そのあと、ヘルメット、手ノコギリ、剪定バサミを身につけて直径10cmほどのヒノキをノコギリで切る実習となりました。
皆さん真剣な表情です。
2班に分かれ、25〜30cmほどのヒノキの木を慎重に切るために、受け口と追い口の切り込みをし、ロープをもやい結び(遭難した際自分の身体を固定する時にも使われるそうです)をしてミシミシと音がしたら、笛を吹き連携して綱引きのようにロープを引きます。安全に木を伐倒するための技術なのだそうです。
伐採の時はつるを残すことが大事で、つるは木が倒れる直前まで幹を支え倒れる方向やスピードをコントロールする蝶番の役割があるそうです。
間伐後に切った木は枝打ちをして、太い2本の木の間に垂直に置くことで土留めになります。
切ったヒノキは、この時期水分を吸い上げている為木の皮をめくることが出来ます。
皆さんめくった後の色白ヒノキに魅了されていました。
間伐したヒノキをコースターや花台くらいにカットしてお土産に。
フレッシュなヒノキの香りに癒されました。
最後、ノコギリと剪定バサミをお掃除しオイルスプレー。森のきこり隊の方々の道具を大切にする姿勢も素敵でした。
箕面の森のきこり隊はこの外院あたごの森で第4(土)活動をされているそうです。
ほんの少しのきこり体験でしたが、箕面の森を守る山林整備活動の大変さ、素晴らしさを実感しました。
いよいよ次回は最終の講座です。