5月11日(土)山林整備サポーター・ボランティア養成講座が行われました。
同講座は、みのお山麓保全委員会が山麓部の民有地の整備を担うボランティアの養成を目的として開催したもので 、今回で10回目となります。
今回の参加者は8名。午前中は、粟生外院の自治会館をお借りして座学が行われました。講師は山林整備のボランティア団体「みのおフォレスターズ」や「箕面の森のきこり隊」で、山林整備サポーターとして活動されている井内張景さん。
箕面の山林の現状説明に始まり、「いま、なぜ山林の整備が必要なのか」「具体的な整備の方法」「ボランティアの楽しみと安全の両立のためには」 などを主題にレクチャーされました。
午後からは、外院の実習林に場所を移して、みのおフォレスターズのみなさんの指導で実習が行われました。
まず、二班に分かれ、各リーダーを中心にミーティグ。そのあとウォーミングアップで、ノコギリの感触を体感。
間伐の実践。受け口、追い口を切って、目標方向に伐倒。
切り口を確認、良否をみんなで検証。
伐倒から枝落とし、玉切りして筋置き、一連の基本的な作業を実践し、本日の講習が終了しました。受講生のみなさんは、間伐によりわずかながら確実に明るくなった空間を見渡しながら、山林整備に思った以上の爽快感や達成感を感じておられたようでした。
山林整備ボランティア作業は秋から冬が本番。それまでは、団体活動などに参加して作業に慣れていただき、そして時がきたらいざ出陣、ぜひ一緒にボランティア派遣活動に協力いただけることを期待しています。
受講生のみなさん、みのおフォレスターズのみなさん、ありがとうございました。