「ナラ枯れ」被害防止活動、ボランティアスタッフ募集中!
今年も「ナラ枯れ」対策PTは、昨年の経験と成果の上に立って、新たな活動を始めています。1月7日(月)、市民活動センターにスタッフが集合し、活動の基本方針を確認しました。16日、18日の両日、箕面市農とみどり政策課、及び大阪府森林組合の各担当者と、「ナラ枯れ」対策PTのメンバーで、伐倒くん蒸処理の対象木を確認するために現場に入りました。
16日(水)は教学の森、箕面スパーガーデンに、18日(金)は才ヶ原林道、善福寺原、体験学習の森の現場に行きました。
さらに21日(月)には、外院の森と谷山谷を見分してまわりました。
「ナラ枯れ」被害を受けた「枯死木」からは、早ければ5月末あたりから、大量のカシノナガキクイムシが脱出・飛翔して被害が拡大しますので、箕面市に依頼して、冬の期間に、大阪府森林組合による伐倒くん蒸処理を徹底してもらいます。
作業はマニュアルどおり行われますが、対策PTでは、念のために、「枯死木」の伐倒くん蒸処理終了後の状況も確認してまわる予定です。
それは、この時点で処理を徹底しないと、さらに大きな被害が広がるからです。
「生存木」であっても、フラス(虫が出す糞と木屑の混ざったもの)が甚だしく多量で、穿入孔が上部まで達していて、しかも菌に抵抗するための樹液をほとんど出していない木は、やむなく伐ることにしています。これは心の痛いことですが、あえて実施します。
冬の間に、「枯死木」や被害の甚大な「生存木」の伐倒くん蒸処理を完了しますが、残りの被害木(生存木、約300本)には、伐倒・くん蒸処理を行いません。
これら生存木については、木の中にいるカシノナガキクイムシが脱出・飛翔する前に、粘着シートを巻き付けて、他の木に被害が拡大するのを防がなければなりません。
ただ、被害本数が多いのと現場が離れているために、山で活動できるボランティアスタッフ(現在PTメンバー6~7人)が不足しています。
一緒に、山で活動していただける市民ボランティアを募集中です。
可能な日だけの参加でもOKですので、応援よろしくお願いします。
四季折々に美しい箕面の山を守る活動にご協力をお願いします。
【活動日】3月4日(月)・18日(月)、4月1日(月)・15日(月)、5月10日(金)・20日(月)
【集合】みのお市民活動センター
【時間】午前10時~午後2時ごろまで
【お問い合わせ】NPO山麓委員会事務局/携帯:090-1133-3615
最初に市民活動センターに集まって打ち合わせをした後に、山に入って作業を行います。弁当や雨具などを持参してください。