【みのお森の学校20期】2回目 10月6日(日)フィールドを知ろうを行いました。
今回で2回目10月6日第2回
午前中はフィールドを知ろう「箕面の植生、樹木と植物」について中瀬校長からの講義でした。
世界の自然と比べて日本の自然は、高い森林率67%あり降水量が多く四季があり、とても素晴らしいとの事。
また、海流が複雑、気流、気候変化するなどの要因もあり、災害も多いが、動植物の種類も多く多様性豊かな森林だそうです。
そして、箕面の森は暖温帯、照葉樹林帯に属し、森林率6割以上の為ヒートアイランドの影響を受けにくく植物蒸散作用により大阪との気温差が約6度も低いそうです。
他、明治の森箕面国定公園、名勝箕面山、東海自然歩道の基点、森林浴、大阪みどりの百選、日本三大昆虫の森。
都心から近くにこんな自然豊かな森があったんだと改めて嬉しくなりました。
午後からは木々と友達になろう「樹木の観察亅をしに(前回雨だったので初めて)箕面の森のハイキングへ。
どんぐり帽子も種類がありクヌギ、アラカシで帽子の模様が違う事。落ちているどんぐりの枝はチョッキリ虫がどんぐりに産卵しているとの事。
女郎蜘蛛の立体的な網にメスとオスがいたり、山道の端にイノシシの通った後が。
ザラザラとしたコナラとつるつるのそよごの木肌を触り温度差を感じたり、クスノキの葉をちぎり香りを嗅いだり、葉にはダニべやがあったり。
途中、クヌギの木に巣を作っているオオスズメバチに刺されないよう、ハチ撃退スプレーを準備してもらい、みんなで素早く通り抜けほっとしました。
終始校長先生の豊富な森の楽しいお話しで、10名と少人数の参加でしたが、皆さん積極的に葉を触ったり樹木の観察も熱心にされ五感を使って満喫されているようでした。
10月でしたが暑いくらいの晴天に恵まれ、聖天展望台まで散策。森の中を歩くと涼しさを実感。秋の虫の泣き声やススキや萩の花も咲いていて秋を少し感じました。
サポーター19期原