【みのお森の学校】第7回目 「森と人とのなが~いつながり」「聖地を訪ねて 気分は巡礼」を行いました
3月6日、山麓委員会が主催する連続講座、みのお森の学校を開催しました。7回目の講座となる本日はお天気もとてもよく
講師に箕面観光ボランティアガイドの皆さんをお招きしました。
午前中は、伊藤さんを講師に森と人とのなが~いつながり―箕面の自然・文化・歴史―と題してお話しいただきました。前回までの森や自然の話から一転、箕面の歴史を中心にお話しいただきました。
山一帯に日本で3番目、当時最大の動物園があったこと、日本で最初のコーヒー店ができたのも箕面だったそうで、新しいものを受け入れる街だったんだと思いました。明治時代の箕面は電車の駅もロータリー状で、今の駅のホームのカーブはその名残であることを知り、なるほどなぁと思いました。講義は時代をさかのぼっていき、役行者が修行した頃の話や、瀧安寺にいても詳しく説明いただきました。役行者がここで修業したから瀧安寺ができ、勝尾寺ができ、自然が守られたという話を聞いて、豊かな自然と文化は密接な関わりがあるんだと思いました。
午後は、受講生4、5名にボランティアガイドの方が2人ついていただき、駅から瀧までガイドしていただきました。午前中の講義の中ででてきたものを実際に見ることができ、受講生同士で、「これがあの時の・・・」と盛り上がりました。何度も通った道だけれども、ボランティアガイドの方と歩くと新たな発見や気づきがたくさんあり、次は私も一緒に来た人に話したいと思いました。
心配していた天気もよくて、春の気配を感じる陽気でした。ボランティアガイドの方には植物に詳しい方もいて、ハクサンハタザオやスミレの花も見ることができ、春の訪れを実感しました。もう1か月もすれば、瀧道も花盛りだそうです。