みのお森のセラピー研究会の活動
森林には多様な機能があり、近年「人のこころと身体の健康維持・増進を図る」事を目的とした森林セラピー事業が、全国で活発に行われています。
箕面でも、2年度に渉って「みのお森のセラピーアシスター(ガイド)」養成講座が行われるなど、都心から近いという地理的条件を活かした森のセラピー事業の研究活動が活発に行われています。
養成講座修了者を中心として、11月に20数人の一般参加者を対象としたテストセラピーを行った他、毎月の定期的な研究会や実地での研修活動を行っています。
1月17日、ときおり雪が舞うものの、明るい冬晴れの中、昨年、養成講座を修了した森のセラピーアシスターも交えて、実習による研修活動が今年もスタートしました。
森のセラピーアシスターは、安全・安心のもと、依頼者の「森におけるセラピー効果が最大になる」ようにガイドすることが役目です。
すでに終了した講習・試験に引き続き、実地での研修・実習が不可欠であり、それらを通して、セラピーメニューやガイド方法の習得はもちろんのこと、地理・地形、水象・気象、動植物・自然の実際的理解と表現方法を自分のものとし、模擬実習で確認をおこなっています。
講習・資格と研修・実習は車の両輪、森のセラピーアシスターのさらなるスキルアップをめざして、毎月の研鑽を続けています。
4月からは、一般の依頼者を対象とした本格的な活動がスタートする予定です。