山林整備ボランティアが協力してハイキング道の倒木処理を実施しました。
9月8日、風呂ケ谷口(緊急ポイントB4)から30メートルほど東に入ったハイキング道で、直径20センチほどのヒノキの倒木2本が、道を塞いでいるのを、箕面の山パトロール隊が発見、山麓保全委員会に通報がありました。
9月14日、パト隊員2名が現場に出向いて、2本の倒木のうち、通行に支障がある下側の倒木を除去しました。上側のもう1本については、下側の倒木が除去できたことで当面は通行に支障がないことと、倒れ掛かった位置が手の届かないやや高いところにあって、足場を確保しにくい斜面を上がって作業する必要があったことから、作業者が少人数でもあり追加作業は保留しました。
後日、山麓保全委員会の山林部会で善後策を協議。そこで、高い位置に残ったもう一本も取り除いた方が、より安全だということになり、あらためて、9月27日、日ごろ「里ぷら」「杜の会」で整備活動をしてる7名が参加して、残りの一本を除去しました。
山麓部の里道(ハイキング道の多く)の倒木処理は、本来は行政の管轄ですが、行政と市民団体との「協働」の考え方(それぞれが違う立場でできることを行う)に基づいて、これまでも箕面市と協議して、市民ボランティアで可能な案件については、ボランティアで対応してきました。
そこで山麓保全委員会では、こうした山麓部のハイキング道での突発的な倒木処理に対応するために、ボランティアの登録制度の新設を検討しています。