5月4日(みどりの日)、滝道の足湯横「みのお森のふれあい広場」で、みのおFMタッキー816の公開放送が行われました。
広場からの公開放送は、「みのお森のふれあい広場運営委員会」が、箕面山麓保全活動助成を受け、みのおFMさんに開催を要請して行われているもので、年に3~4回開催、毎回、番組の中で、日ごろ箕面の山や森で保全活動などを行っている市民団体の方々に出演いただき、活動紹介やイベント案内をしていただいています。
今回、出演いただいた方々は、住川昌司(みのおフォレスターズ代表)、石田達郎さん(箕面生物多様性会議・生きもの会議代表)、安田隼人さん・藤田順子さん(箕面山麓委員会森の学校実行委員会)の3組4人。
住川昌司さんが代表を務めている「みのおフォレスターズ」は、箕面市外院などを拠点に山林整備を行っている団体。冬場は民有地のボランティア派遣にも積極的に参加されています。
▽山林整備の重要性と作業の爽快感や達成感を話す住川さん
石田達郎さん(箕面生物多様性会議・生きもの会議代表)は、ホタルの観察や箕面山の中腹にある才ヶ原池などで外来生物の調査などをされています。
▽生物の多様性が大切だと話す石田さん。自身のお話のあと「いきものがかり」の歌をリクエスト。
もともと高校の生物の先生という石田さん、番組前に女性MCさんが、かつての教え子だったことが判明、さらに、一般の通行人の方が「私も教え子でした」と駆け寄ってくるというビックリもありました。
最後は、山麓委員会主催森の学校実行委員会の安田勇人さんと藤田順子さん。学校の卒業生でもある二人は、現役の山伏さんの出前授業や箕面の森の中のハイキングなどのクユニークな授業内容を紹介。
▽「森の学校で箕面の森の素晴らしさをあらためて学ぶことができた」と話す安田隼人さんと藤田順子さん
※第20期の森の学校(9月開校予定)の受講生募集がまもなく開始となります。近日中に山麓委員会ホームページ(山なみネット)に募集要項掲載を予定。
この日は、GW真っただ中の「みどりの日」の休日、汗ばむ陽気に恵まれ、新緑に包まれた山々にかすかにシイの花の匂いが漂う、「みどりの日」にふさわしく、まさに風薫るなかでの公開放送となりました。