1月26日、山林所有者に代わって山の手入れを行う山林整備サポート(ボランティア派遣)の活動を行いました。スギ・ヒノキの風倒木が多かったのですが、みちがえるように綺麗になりました。
公益信託「みのお山麓保全ファンド」は、「山なみ景観保全地区」内に山林を所有している地権者が山林整備活動を行うことに対して、活動助成を行っていますが、「高齢になったので山に行けなくなってしまった」「遠くに住んでいるので山に行けない」など、さまざまな理由で山林の手入れができない所有者もたくさんおられます。
そこで、山林所有者から山林整備サポートの要請があれば、ボランティアを派遣して、山の手入れの手伝いを行うサポート活動を行っています。
1月26日(土)は、「みのお森の学校」の修了生が活動をたちあげた「箕面の森のきこり隊」が中心になって、「杜の会」や「ナラ枯れ防止G」など、計9名で、外院の民有林の山林整備活動を行いました。山林所有者による山林整備サポート(ボランティア派遣)の要請は、毎年少しずつ増えており、助成件数の半数以上になっています。
整備前の様子
台風の影響により、スギ・ヒノキの植林地が大きな被害を受けています。
根が張っていないので、倒れやすい状態であったことがよくわかります。
午前10時ごろに現地に集合して、最初に準備運動をして、作業に取り掛かります。もちろん全員がヘルメットを着用して、事故のないように安心安全管理に注意して行います。
整備活動の様子
整備後の様子
倒木がたくさんあったのですが、みちがえるように綺麗になりました。
この日は、小雪がちらつくような寒い日でしたが、作業中は心地よく、午後3時までの時間でしたが、楽しく活動を行っていただきました。
年々、山林整備サポート派遣要請が増えていますが、ボランティアが不足しています。
毎年9月に開校する「みのお森の学校」を受講していただき、安心安全管理や山林整備の研修を受けて、実際に山で活動していただけるボランティアが増えることが期待されます。
※「みのお森の学校」の受講生の募集は、4月ごろから始める予定です。森の学校を受講していただき、山林整備活動で活躍していただける人材を募集します。