箕面ビジターセンターで「木の実を見つけよう!!」のイベントを開催しました。
三連休のなか日となった9月15日(日曜日)、箕面ビジターセンターで、秋最初の森の観察会「木の実を見つけよう」を開催しました。まだまだ残暑が厳しい日和でしたが、園児を含む3家族の参加がありました。
まず講義室で「ドングリや木の実の仕組み」について簡単な説明を聞きました。テーブルには約20種のドングリや木の実を準備、いろんな木の実を見ました。
その後、いよいよビジターセンター周辺の園地に出かけ、木の実を探しながら散策しました。ゆく夏を惜しむかのようなミンミンゼミの合唱の下、歩きました。木の実もいろいろ見つかり、その都度なんの木の実かをお話しました。まだ緑色ですがナンテンの実、エゴノキの実、ウツギの実、鳥の好きなエノキの実やアカメガシワの実を拾い、つるから下がっているフジの実、ツバキの緑色の大きな実なども観察。モミジの種もだいぶ大きく育って来ていました。持ってきた去年の種で”モミジの種のヘリコプター”を体験しました。風に乗ってクルクル回ってモミジの種が飛びました。
アラカシのドングリはまだ赤ちゃん、かわいいドングリをみんな持って帰りました。他にもアケビの赤ちゃん、ヌスビトハギの”ひっつき虫”(種)も見つかりました。木の実以外でも、ナナホシテントウ、きのこのノウタケ、サルのふんも発見しました。
1時間ぐらいの園地散策のあと、講義室へ戻り実験タイムへ入りました。まず、ムクロジの実の皮を取り出し、水の入ったペットボトルに入れ、次によく振る(シェイクする)と、水は泡だらけの水に変身。昔の人は、このようにして洗剤として、ムクロジの実を使っていたことを知りました。次に、ドングリを使った工作のやり方を説明してもらい、ドングリこまやヤジロベイ、けん玉で遊びました。おみやげに、好きなもの持って帰りました。
まだまだ暑い日が続いていますが、着実に秋に向かっていると感じながら、家族で楽しく過ごす1日となりました。
箕面ビジターセンターでは他にも楽しいイベントを企画しています!定員に達し次第、申込みを締め切りますので、早めのお申込みをおすすめします。
■9月21日 森の癒しウォーク&ハンモック体験
日 時 :9月21日(土)12:30~15:00ごろ(※雨天中止)
集 合 :箕面ビジターセンター案内所前 12:20
参加費 :おとな300円/1人(保険料など)
申 込 :定員10名 ※事前予約が必要
ホームページ 「お申込フォーム」に必要事項を入力してお申込み下さい。