初夏の光に輝く、箕面の森の宝石、アカスジキンカメムシの成虫が見られる季節になりました。
5月20日、前日の雨もあがり、新緑が輝いています。
箕面の滝道、森のこもれびの中で、葉の上で休んでいるアカスジキンカメムシを見つけました。
緑色に赤い筋の模様が非常に美しく、大きなカメムシです。
滝道のそばのカキノキに葉っぱにとまっていましたが、まるで森の宝石のように美しく、見とれてしまいます。
ムシ嫌いの人が多く、ましてはカメムシなんてと思われるでしょうが、この美しさはムシできません!
箕面の森の昆虫たちは、昔に比べると少なくなっているようですが、まだまだ、緑は守られているので、身近に見る事もできます。
一方、増えすぎたシカ害により植物の多様性が失われ、いろいろな植物を糧とする昆虫の種類が減っているのも現実です。
私たちの森の仲間、鳥や生き物たちが絶滅しないよう、森の宝石を次の世代にも引き継いでいけるよう、箕面の森の自然を大切に守りましょう!
(事務局/高島)