オオサンショウウオの死体を見つけたときは、さわらないで、箕面市天然記念物室もしくはNPO法人みのお山麓保全委員会に連絡してください!
7月18日(日)、市民の方から、箕面公園梅屋敷の下流で、オオサンショウウオの死体が見つかったとの通報を受けました。
山麓保全委員会は、箕面市環境動物室に連絡をして、6月19日(月)に確認をしていただきました。
※18日午後からの大雨で箕面川は増水しており、19日午前、死体は未確認。
もし、箕面川でオオサンショウウオの死体を見つけた場合は、勝手にさわらずに、下記まで連絡をしていただくようお願いします。
〇箕面市子ども未来創造局天然記念物室(TEL:072-724-6742)
〇もしくはNPO法人みのお山麓保全委員会事務局(TEL:072-724-3615or携帯:090-1133-3615高島)
箕面川のオオサンショウウオは、特別天然記念物に指定されており、約200頭生息しています。
箕面のように、街なかから近いところに、オオサンショウウオが生息しているところは、他に類がなく、豊かな自然が保たれている証拠だと思います。
また、淀川の下流域などでは、中国産が確認されているようですが、現在のところ、箕面川では外来種及び混血は確認されていません。
箕面では、多くの個体の細胞を調べて固有種であることを確認したり、個体にICチップを埋め込んだりして調査や管理をしています。
発見した死体は、ICチップが埋め込んでいる個体であるか、固有種であるかどうかの調査を行うことになります。
死体を発見した場合は、写真を撮っていただき、場所を明確にして、連絡をしていただくようお願いします。
(追記)
また、大雨の影響で、箕面川の下流でオオサンショウウオが発見されるケースがあります。
下流で見つけられた場合でも、さわらないでそっとしておいてください。
勝手にさわったり、動かしたりすることは禁じられています。
また、顔の前に手をだすと鋭い歯でかみつかれてけがをする恐れがありますので注意をしてください。
もし、箕面川に外来種や混血が持ち込まれると、箕面川上流域の生物多様性が失われる可能性があります。
上流域の箕面川などに、持ち込まないなどの厳重な注意が必要です。