【みのお森の学校16期】 第8回 7月4日(日)「森のいろんな仲間たち」「里山新発見」
今にも雨が降り出しそうな中、コロナ渦の中で何度も延長された講座でしたが、7月になりようやく再開されて いつもより早い集合時間にも関わらず笑顔で次々と受講者さんが来てくれ16名が参加下さいました。
午前中は箕面ビジターセンターで講座「森のいろんな仲間たち」
講師はみのお山麓保全委員会の高島事務局長です。コロナの関係で室内の講義はできないので、屋根のある屋外炊事棟での開催となりました。
川のせせらぎをバックミュージックに、オオルリ、センダイムシクイ、ヒヨドリが生の声で参加、アリ達が歩く姿を時折見ながらの講座です。
「鳥が好きな人?」「お花が好きな人?」「じゃ、芋虫好きな人?」芋虫が嫌いな人、多いのですが、鳥は虫を食べ、花は子孫を残すために昆虫に受粉を手伝ってもらってます。虫もとっても大切「虫もムシしないでね。」と笑いありで、自然界での大切な事を教わりました。そして箕面で季節ごとに見せてくれるエドヒガンの群生、ヤマガラの繁殖、モリアオガエルの卵、うんちを食べるオオセンチコガネ・・・の話に釘付けです。
その後、2班に分かれ自然解説員さんに展示室のはく製や標本等を説明してもらいました。皆、展示物の多さにびっくりです。
午後からは中瀬校長が講師で、こもれび展望台経由で箕面駅までハイキング、ただ、ここは森の学校「全員1~3分発表してもらいます。
テーマは自然に関するものなら何でもOK!緑の話、森全体、たまたま見つけた虫、植物等とにかく必ず発表」といわれ皆、緊張感のなか、歩き出すといきなり手が上がり、「マメツダは半分に折ると音がします…」「この白い花はホタルブクロ…」「これはサルトビイバラですが、四国ではカシワと呼んでます…」「皆さん、山に入る時に注意してほしいことがあります。マダニに注意、でも箕面にはヒルはいません・・・」と次々に発表されて、嬉しいけど前に進みません。途中に、ナツツバキが可愛い白い花を咲かせていました。なんと、咲いてるのは1日だけらしい。他にも、「ハブの毒は蛋白を溶かすので傷口は汚い…」「ヤマカガシは昭和中ごろまで毒蛇に分類されてなかった…」「ガと蝶の違い・・・」と皆さん、色々発表されて学ばれた成果が感じられます。そして、久しぶりの森満喫で、やっぱり自然は良いな~と帰って行かれました。次回は2週間後、元気に来て下さいね。
(文責 永浜)
只今、17期生の募集中です。
自然大好きなかた、森のこと、自然のこと、箕面のこと もっと知りたい!学びたい!人のための講座です。実習と講義の連続講座だから、一緒に森をたのしむ仲間にも出会えます。修了生は「箕面の森の守りびと」として多方面で活躍されています。
ご興味のあるかた、お気軽にお問合せください。連絡先
NPO法人みのお山麓保全委員会⇒WEBチラシみのお森の学校2021PDF
お申込みフォーム⇒はこちらから
https://forms.gle/XVXbTj84F36E9vGp8