8月1日(土)に箕面ビジターセンターで川の中の生き物の観察会を行いました。
この日の天気は晴れ、川の水温は20℃。川の水量や流れの早さが少し心配されましたが、受付での体温測定など新型コロナ対策を行った上で、人数を制限して行いました。
最初に、川の中にはどのような生きものがいるのか、またどんなところにいるのか探すときの「コツ」などについて説明し、安全面での注意をしてから川の中に入りました。
今日は小さい子供、幼児が多くいるので転倒などの安全面が心配でしたが、子供たちは川に入るとすぐ生き物探しに夢中になり、石を裏返したり、落ち葉を網に入れたり、親子で一緒に生き物を探していました。
水の中での時間はあっと言う間にすぎてしまい、子供達はまだまだ続けていたいようでしたが、川から上がってもらい、採集した生きものをみんなで種類別に分類しました。
採集できた水中生物
ヨコエビ 50, カワゲラの仲間13、トビゲラの仲間7、魚(カワヨシノボリ)1、カゲロウの仲間11、ニホンアカガエル1、サワガニ24、ヤゴ(サナエトンボの幼虫)1、アブ(ムシヒキアブ)1、クモ1、ヘビトンボ2
川の中にはいろいろな生きものがすんでおり生き物を調べることでその川の水の状態が解ることを知ってもらったところで、今日採集できた生きもの種類や数から水のきれいさがどのぐらいかをパネルをみながらみんなで考えてもらいました。
山からの水が集まって川となり、流れて行くにつれて棲んでいる生き物も変わっていくことも分かり、水質の指標生物となっているサワガニ、ゲンジホタル、ヨコエビ、サワガニ、カゲロウをとりあげたクイズも楽しんでもらいました。
最後に、川に入る場合の安全面の注意をして、生き物をみんなで川に返して観察会を終了しました。
(追記)
次回、8月22日(土)の川の中の生き物の観察会、定員オーバーとなり、受付を終了しました。
新型コロナ感染症予防のため、人数を制限しています。申し訳ありませんがご理解をお願いします。