箕面ビジターセンターで「箕面のキノコを探そう!」を開催しました。
9月22日の日曜日、不安定な天気予報や不便な交通事情にもかかわらず、31名(うち子ども10名)の方に参加していただきました。
はじめに、キノコを採取する時の注意事項などを聞いたあと、子どもたちの元気な声と共に出発です。全員で、園地周辺のあちこちで、落ち葉に隠れていたり、枯れた倒木に群生したキノコを見つけました。生の自然の姿を写真撮影したり、じっくり観察したあと、同定のために必要なものだけ採取しました。
1時間余り観察・採取したキノコを講義室に持ち帰り、大きなテーブルに種類ごとに分けて広げて講師に同定していただきながら、キノコについての詳しいお話を聞きました。
・美味しそうなウスヒラタケが4ヶ所に群生していて、裏のきれいなヒダが印象的でした。
・テングタケの仲間が少なかった。
・イグチの仲間は裏を見ると、ヒダではなく管孔(かんこう)、カイメンのようになっていました。
・アイタケ、カワリハツはよく似た緑がかった色、アイタケは傘に小さなひび割れがあります。
・ベニタケの仲間は名前の不明のものが多いです。
名前のはっきりしたキノコが30種以上確認できました。
昨日まで雨の少ない日が続いていたので、観察用のキノコが集まるかを心配しましたが大勢の目で探すと、思いの外たくさんのキノコが見つかりました。小学生の中にキノコ博士がいて、大人顔負けの観察力を持っていました。終始キノコ好きの顔が輝いていました。心配した雨も降らず、たいへん好評のうちに終了しました。
カテゴリ:イベント情報,箕面ビジターセンター
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投稿者:Kondo
投稿日:2019年09月27日 12時間29分11秒