ビジターセンターで観察会イベント「アリジゴクの不思議発見!」を開催しました
蒸し暑い日になりましたが、家族連れ5組15人の参加があり、アリジゴクの観察会を開催しました。
はじめは講義室で「アリジゴク」のお勉強です。「アリジゴクを知っている人」と尋ねると半数ぐらいの手が上がりました。アリジゴクが成長したウスバカゲロウの標本を見たり、土だんごのマユ(サナギの段階)の標本を見たりしてアリジゴクのことを詳しく知ってもらいました。
次はアリジゴクの観察です。暑くなってくるとアリジゴクの動きも活発になりビジターセンターの事務所周りには巣穴がたくさんできています。巣の様子をじっくり観察してから、アリやダンゴムシを巣穴に入れてみます。すぐにアリジゴクとの格闘が始まり、みんなは息を殺して見入ります。
その後、巣を掘り起してアリジゴクを探します。土と同じような色なのでなかなか見つける事が出来ませんが1人が見つけると次々に「見つけた!」との声が上がります。
十数匹のアリジゴクを見つけて、虫めがねで体の表や裏を観察したり、身長測定をしたり、砂から出てきたアリジゴクがどんな動きをするかを見つめるときの表情は輝いていました。
これを機会にアリジゴクを飼ってみたいとの質問も多くあり、参加者のみなさんの関心も高いく、充実したイベントになりました。