桜が一斉に咲きだして、お花見日和でしたが、大阪市内から2名が参加してくださいました。4年生の男の子がおばあちゃまと勝尾寺バス停から歩いてのご来園。

まずは大きな絵合わせパズルから。
最後には4つの動物が出来上がりましたが、中には苦戦した難しい動物もありました。始めは緊張していたお子さんも、どんどん打ち解けて楽しんでくれました。

そしていよいよ、「春になったらあけてください」の絵本の読み聞かせです。
お話は、家に宅配便で荷物が届き、みんなでその箱をあけるところから始まります。
懸賞の応募が趣味のお母さんが、以前応募した懸賞に当選して突然荷物が届いたのです。届いた箱の中には缶が入っていて、そして「春になったらあけてください」のメモも入っていました。
家族みんなで春まで缶を開けずに待つことにしました。

いよいよ春になって缶を開けようとすると缶のなかから音がするんです！
「音がする？なんだろう？」お話しを聞きながらみんなでドキドキしたところで、読み聞かせはちょっとお休み。

「後でここに荷物が届くよ」とリーダー。
届くまで、森の中で「フィールドビンゴ」を楽しみました。
カードに書かれた16個の項目を、見て、触って、匂って、聴いて探します。
「よく見て！光ってるよ！」大人の目にはなかなか見えない、1本の蜘蛛の糸を男の子はすぐ探して教えてくれます。「クモのす」の項目に早速〇が付きました。
「いいにおい」「きいろいはな」「たべたあと」・・・・。あきらめかけていた「きのこ」も男の子が見つけてくれました。
今日のスペシャルは「ウグイスの声」でした。まだ鳴く練習中だったかな？

森の自然を楽しんで、また絵本の続きに戻ります。
缶の中身がまだわかっていませんでしたね。
なんと缶の中身は「テントウムシ」だったんです！

リーダーがだしてくれた箱を開けると、缶が入っていて、振ると音がします。
ドキドキしながら男の子が缶を開けると、葉っぱとテントウムシの飾りがたくさん出てきました。
本の世界を疑似体験をし（本の中では本当のテントウムシですが）、テントウムシのことも少し勉強しました。

そしてこの時期はカモが北に帰っていくということで、最後に、はばたくマガモと、はばたくチョウチョウを作りました（そういえば先月のネイチャーゲームの時に、マガモのペアを見ました）。
ストローを引っ張ると、飛んでるみたいに羽がパタパタとうまく動きました。

鳥がさえずり、川の水がサラサラと流れ、新芽が光を浴びてキラキラ光る様子、そして黄色い花が満開の森を、お話しの世界を体験しながら、楽しみました。

春の森で見つけた宝物を心にそっとしまって、時々思い出してくださいね。

次回は5/5（日）です。
リーダーのオリジナル物語「モリアオガエルの冒険のお話」の世界を、新緑の森で楽しみましょう。

■モリアオガエルの冒険のお話■

伝説の宝物を天敵に盗られてしまったモリアオガエルが、
仲間と取り返しに行く冒険のお話です。お話の世界に入って
緑がいっぱいの森で遊びましょう。

日　時　：5月5日（日）12：30～15：00
（※雨天時は室内プログラムで行います。警報発令時は中止）
集　合　：箕面ビジターセンター案内所前　12：20
参加費　：おとな100円/（保険料など）　小学生以下無料
申　込　：当日受付　先着 親子で20名
お問合せ：みのお山麓保全委員会　TEL/FAX 072-724-3615
E-mail：yama-nami@yama-nami.net
主　催　：箕面ビジターセンター（大阪府北部農と緑の総合事務所）TEL:072-723-0649
協　力　：大阪府シェアリングネイチャー協会
＊当日、雨天の場合：イベント実施の有無は箕面ビジターセンター
又はNPO山麓委員会へお問合せください。