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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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ビジターセンターのモリアオガエルの卵塊(続報)

5月31日、ビジターセンターの自然解説員が確認に行ったところ、卵塊は小枝から降り取られ、西側のコンクリートの上に叩きつけたようになっており、中に卵は確認できなかったとの報告がありました。

この場所は、人が勝手に外部から入ることは出来ない場所なので、状況から見て、ニホンザルの仕業と思われるということです。

このように、モリアオガエルの卵塊がニホンザルによって、コンクリートや木道の上に叩きつけられて、中に入っている卵を食べられた跡は、他所でもよく見かけます。

また、水の中では、待ち構えていたアカハライモリに捕食されたり、特定外来生物であるウシガエル(エキスポの森の花の谷で増えています)に、捕食されたりします。

※特に、日本の生態系を乱す特定外来生物ウシガエルの存在は問題になっています。

一般的に、野生生物が大人になるまでの1年間の生存率は非常に低いです。詳しく研究されているシジュウカラ(野鳥)の寿命では、飼育下など環境が整っていた場合の寿命(生理的寿命)は最長で15年の記録がありますが、野外で観察される大人になったシジュウカラの寿命(生態的寿命)は、わずか1年半ほどといわれています。

※森林総研の研究情報から引用

死因を調べるのは難しいですが、天敵による捕食が大半を占めます。

生き残って命をつないでいくのは大変ですね。

また、モリアオガエルは卵塊をつくると思いますので、天敵に捕食された跡を見ることを含めて、野生の生きものたちの命のつながりを見守っていきたいと思います。

カテゴリ:箕面ビジターセンター,生き物の多様性保全

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投稿者:sanroku

投稿日:2018年05月31日 14時間36分00秒