ビジターセンターで「アリジゴクの不思議を発見しょう!」を開催しました
当日はあいにくの雨でしたが、大人6名、子ども8名の方にご参加いただき、アリジゴクの観察会を開催しました。
まず最初に、全員がアリジゴクを見たことがないとのことであったので室内でパネルや標本を見てもらいながらアリジゴクについての説明をしました。「ウスバカゲロウって昆虫? トンボに似ているなあ?」などの話題があがり、大人も子供もパネルや標本を見ながらからアリジゴクへの興味はさらに深まっていったようです。
いよいよ観察で外へ。巣の中へアリを入れてアリジゴクとアリの様子を見ました。けんめいに登ろうとするアリ、捕まえようとするアリジゴクの動きに思わず“すごい!”とか“がんばれ!”の声があがりました。
次にアリジゴク釣りに挑戦しました。「あっ、引っ張っているみたい!」とアリジゴクとの掛け合いを楽しみながら、そっとひっぱると、アリジゴクがついてきます。大きさを測って、最後は砂の上へ戻すと後ろ向きにもぐっていくことを発見しました。
子供も大人もまだまだ興味は尽きないようだけど、雨が激しくなってきたので講義室へ移動し、準備しておいた容器の中に作られたアリジゴクの巣を使って外での続きを楽しんでもらいました。
室内で体長を測定したり、ルーペを使ってじっくり観察すると、体のつくりもよくわかり、前身に毛が生えていることにも気づきました。体長は小さいもので7mm、大きいものは15mmほどありました。観察が終わった後はもとのところに返しました。
あいにくの天気でしたが、雨の当たらないさらさらの砂地で生活するアリジゴクの観察会なのが救いでした。たくさんの発見がある観察会になりました。
ビジターセンターでは、親子で楽しめるイベントを企画しています!
どんぐりや木の実を探して遊ぼう!
日時:11月11日(土)12:30から15:00ごろ
(少雨決行・警報発令時中止)
集合場所:ビジターセンター
参加費:100円・子ども無料
当日受付・申込み不要