子ども向け自然観察会「アリジゴクの不思議発見」を開催しました
7月2日(日)、今年2回目の「アリジゴクの不思議発見」のイベントを開催しました。気温は26°で晴れたり曇ったりの天気でしたが蒸し暑い日でしたが、家族連れ4組(大人7人、子供6人)が参加されました。
まず講義室で、「アリジゴクはどんなもの?」「どんなところにいるの?」「巣はどんな形?」「どんな生活をしているの?」「成長したら何になるの?」といったお話を聞いてもらいしました。アリジゴクのパネルの絵を見たときは「怪獣みたい!」と声もあがり、だんだん興味が湧いてきたようです。
いよいよ外に出て、アリジゴクを探しました。事務所の周りに出ると、たくさんのアリジゴクの巣があります。仲良く自分の受け持ちの巣を決め、すり鉢型の巣がどんな様子をしているかをじっくりと観察しました。その後、アリをアリジゴクの巣の中に落として、その様子を観察しました。たちまちアリジゴクとアリの格闘が始まり、子供たちは息を飲んで観察していました。
そしてミニルアーを使って、アリジゴク釣りにチャレンジしました。子供さんが小さかったためか少し難しかったようでした。その後スコップを使って巣を掘り起しました。アリジゴクがアリをくわえたままの姿を見つけた子どもさんもいて、興奮した顔からその喜びがこちらにも伝わってきます。さらに拡大鏡でアリジゴクを覗いたり、アリジゴクのあとずさりする様子を不思議そうに観察する子どもたちの表情は真剣そのものでした。最後に皆で捕まえたアリジゴクのサイズを計ってみると、いちばん大きいものでは、14mmありました。
今回も、たくさんのアリジゴクのふしぎを発見でき、皆さんの笑顔を見ることができました。