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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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自然観察会「アリジゴクの不思議」を開催しました。次回は、7月2日(日)です。(事前予約が必要)

6月4日、箕面ビジターセンターにて、アリジゴクの観察会をしました。爽やかな初夏の快晴のもと、子ども10名、大人10名が参加されました。

まず最初に、講義室の中で大きな図や標本を見ながら、これから見るアリジゴクについての学習をしました。

いよいよビジターセンター事務所の周辺で、アリジゴク探しです。子どもたちも踏まないようにじっくり巣を探しました。アリジゴクは砂地で雨の当たらない場所にすり鉢上の巣を作ります。大自然の中でなくても、人がならして建物を立てた場所で見ることができます。本来は、軒下や縁側の下などでも見られる身近な生きものですが、コンクリートで完全に固めてしまっている場所が多い今の子どもたちにとっては、めずらしい生きものかもしれません。

巣を見つけると、近くを歩いているアリや、用意していたダンゴムシ巣に落として観察しました。砂をかけたり引きずり込んだりするアリジゴクと、捕らわれまいと必死で脱出しようとするアリ。子どもたちはこのやり取りを一心に見つめていました。

次にスコップを使ってそっとアリジゴクを掘り出して見ます。ルーペを使って観察しました。「毛がはえている!」「大きなあご!」「後ろ向きに歩く!」・・・たくさんの発見がありました。

そしてアリジゴクの大きさを測ってみました。いちばん大きいのが2cm、1.5cmが2匹、1cmが2匹、8mmが2匹、5mmが1匹、そしていちばん小さい3mmのが1匹でした。

最後はアリジゴク釣りにチャレンジ。ミニルアーを巣にたらしました。釣り上げるのはなかなか難しかったですが、子どもたちは「何かに引っ張られた!」とアリジゴクとの駆け引きを楽しんでいました。

大人の方は近くに止まっている虫を発見。「成虫のカゲロウかな・・・?」と指す先に止まっていたのはアサヒナカワトンボでした。ウスバカゲロウはもう少し体つきも飛び方もふわふわしていて頼りない感じだよ、と説明しました。

大人も子どももそれぞれたくさんの発見がある観察会になりました。

 

今年はもう1度度開催します!ぜひご参加ください。

■アリジゴクの不思議発見
日 時 :7月2日(日)12時30分~15時ごろ*少雨決行(警報発表の時は中止)
集 合 :箕面ビジターセンター案内所前
参加費 :100円/人(保険料等)※小学生以下 無料
申し込み:事前予約が必要 先着15名
申込み先:NPO山麓保全委員会
メール(yama-nami@yama-nami.net)またFAX (072-724-3615)
協力:箕面ビジターセンター自然解説友の会

カテゴリ:箕面ビジターセンター

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投稿者:Kondo

投稿日:2017年06月08日 11時間49分19秒