5月28日、樹木観察と名札付けツアーを開催しました
参加者の手でビジターセンター周辺の樹木に名前のプレートをつける、というユニークな自然観察ツアーを開催しました。
当日の朝、ビジターセンター上空を覆っていた薄い雲も徐々に去り、開始前頃には新緑が眩しいほどの青空が広がる中、大人4名、子ども1名の参加者が集まりました。自己紹介をかねたアイスブレークの後、簡単な準備体操をしてツアーに出発しました。
名前のプレートをつけるために「まず樹のことを知ろう」ということで、スギとヒノキ、イロハモミジとオオモミジなど見比べながら樹木の特徴をつかんでいきました。さらににおいを嗅いだり、触った感触を確かめたり、漢字の表記を確認しながら名前のプレートをつけました。観察会で名前を聞いただけではすぐに忘れてしまいますが、今回の観察会では1つ1つの樹種をしっかり観察したので、何種かは参加者の記憶にしっかりと残ってくれたと思います。
また、樹木だけでなく、センダイムシクイ、キビタキ、アオゲラ、メジロなど繁殖シーズンの鳥たちもたくさん鳴いていました。参加された方々からは「自分の知識が広がったような気がする」「知らないことばかりであったが楽しかった」「樹木名の『漢字』名がおもしろく勉強になった」などの感想を聞くことができました。唯一参加のお子さんも積極的に参加してくれて、少人数でアットホームな雰囲気の中、中身の濃いイベントになりました。
今回のイベントで名前のプレートをつけた樹種は…
ヒノキ、カヤノキ、シロダモ、ホソバタブ、コバノミツバツツジ、ツバキ、ウラジロノキ、ウツギ、エゴノキ、イロハモミジ、アセビ、ウリハダカエデ