8月11日(祝)、箕面ビジターセンターで「川の中の生き物を探そう!」の自然観察会を行いました。次は、8月28日(日)です。家族で楽しく学べる川の中の生き物の観察会に参加しましょう!
8月11日は今年から新たに設けられた祝日「山の日」。
夏休み期間中のビジターセンターでの恒例の自然観察会、「水の中の生き物を探そう!」を行いました。
地元箕面市だけでなく、豊中、池田、吹田、遠くは大阪市内から、子供達17名を含む36名とたくさんの方にご参加いただきました。
12時半に開始。川にはどんな生き物がいる? どんな所にすんでいる? どんなふうに捕る? など説明の後、早速川に入り生き物を探しました。
手には採集用の金ザル、網、生き物を入れる容器を手に。水温は17度で、水量もちょうどよい程度、下界の暑さを忘れたかのように、気持ちよく水の中に入りました。
石の底を探す人、流れに沿って網をあてる人、水の中の落ち葉を探す人いろいろです。初めはなかなか見つけられなかった人も、だんだん慣れてきて“何かいる、これ何?・・・”の声があちこちで上がりました。
約1時間の採集のあと川からあがり、スタッフの説明を聞きながら、みんなで採集した生き物の分類作業を行いました。
いもむしのような生き物はトビケラの仲間、尾が2本はカワゲラ、尾が3本はカゲロウ、サワガニ、トンボの幼虫ヤゴなど。そして数も数えました。
ヨコエビ:50、トビケラ:47、カゲロウ:31、カワゲラ:10、ガガンボ:2、ヘビトンボ:4、サワガニ:19、ヤゴはコヤマトンボとサナエトンボ:4、魚(稚魚)ではカワムツ:7、カワヨシノボリ:3、そして二ホンアカガエルやトカゲも発見しました。
みんなで分類した結果、「きれいな水の指標生物」が多く、ここはきれいな水と判定いたしました。
そして、水の中の生き物にとって好ましい河川の環境とは? 森と河川のつながりは・・?などをみんなと考えました。
サワガニのオス・メスどっち?をクイズで学び、最後に川遊びでの注意をもう一度確認しあい終了しました。
子供たちからは、“川の生き物探し楽しかった”“川の中の様子がよく分かった・・”“川にこんな昆虫がいるとは新発見でした・・”などの感想が寄せられました。
次の「川の中の生き物の観察会」
日時:8月28日(日)12時30分~15時ごろ※雨天中止
集合:箕面ビジターセンター案内所前
申込:当日受付
参加費:100円、子ども無料
持ち物:ぬれてもいい履物、タオル、帽子、水筒など