箕面の身近にある自然にふれあいましょう!子どもたちが、理科が好きになる体験を一緒にしてください!
今年行われた全国学力・学習状況調査の結果をもとに、箕面の子どもたちの「良いところ」と「課題」について、箕面市広報誌「もみじだより」12月号に掲載されています。
「良いところ」は、□全ての教科で全国及び府内平均を上回り、□家庭学習に意欲をもっているとのことです。
一方で、「課題」では□文章を書くことが難しいと感じている、□理科の観察や実験が苦手だそうです。
箕面市の学校教育室では、理科について、ご家庭のご協力をお願いしています。
【理科が好きになる体験を一緒にしてください】
理科の授業で学習した知識や考え方が、身近な自然や生活と結びつくと、理科がおもしろく好きになってきます。昆虫館へのお出かけやキャンプなどを、ぜひ休日の予定に加えてください。・・・
最近、箕面の山麓部や里山で遊ぶ子ども達の姿を見ることが少なくなっています。
箕面ほど、身近に豊かな自然が恵まれている街はないと思いますが、なぜでしょうか?
府営箕面公園には昆虫館があります。明治の森箕面国定公園では箕面ビジターセンターもあり、いろいろな催しが行われていますが、参加される方の大半は、大阪市内とか近隣市の方です。
今日、NPO山麓委員会の事務所に「貧者の一灯」といって、足が不自由なのに、わざわざ箕面の森の守りびと(公益信託みのお山麓保全ファンドサポート会員)募金を届けていただいた高齢の方がいらっしゃいました。
箕面4丁目にお住まいですが、子どものころは、近くの桜通りの東には森があって、ミヤマクワガタやノコギリクワガタなどがいて、よく昆虫採集をされたそうです。この箕面の山は守らなければならないとおっしゃっていました。
大変だろうががんばって欲しいと激励され、がんばります!と答えました。
子どものときの原体験は、とてもなつかしく何歳になっても覚えている貴重な体験です。
山で昆虫をつかまえたり、植物を観察したり、いろいろな体験をすると、教科書で知った知識だけでなく、いのちの大切さや生き物のつながりや多様性など、生きていく上での貴重な体験が得られます。
ぜひ、ご家族で、子ども達と一緒に、箕面の山に親しんでください。
少し歩くと身体がポカポカと暖まってきます。箕面の森の中を歩くと、とても気持ちがいいですよ。
※各施設の年末年始の休館日
箕面公園昆虫館:12月29日(火)~1月3日(日)まで休み(火曜が休館日)
箕面ビジターセンター:12月29日(火)~1月5日(火)まで休み(火曜が休館日)
下は、箕面ビジターセンターの展示室です。