清水谷でシカによる食害防止のための樹木保護ネットを取り付けました。清水谷の植生を守るボランティアスタッフを募集しています!
明治の森箕面自然休養林管理運営協議会では、清水谷の貴重な植生を増えすぎたシカによる食害から守るために、植生調査を行いながら、エリア別に防鹿ネットを設置して、植生保護を行っていますが、別途、シカによる樹木の皮剥ぎ被害も多いことから、新たに「樹木保護ネット」取り付けの活動を始めました。
2月5日(木)、この日は前日の天気予報では雨でしたが、幸いにも天気が回復し、気温は低かったのですが風も無く、絶好の作業日和でした。
午前10時に清水谷園地に13名が集まり、最初にストレッチをして体を柔らかくした後、林野庁の職員から取り付けの見本の説明を受けて作業を開始しました。
午前中に概ね作業は終了し、昼食後、既存の保護ネットの補修も行うなど、午後2時位までの作業でした。
林野庁の京都大阪森林管理事務所・箕面森林事務所の職員3名と清水谷をまもる会や協議会のボランティア10名の参加で、51本の樹木に保護ネットを取り付けました。
このネットは、高さ170cm×横65cmが1枚になっており、太い木の場合は結束バンドで2枚使いをします。下にストッパーを付けて固定した後に、樹種名を付けた看板を取り付けます。
下の樹種は、クマノミズキ
下の樹種は、カラスザンショウ
春になり、葉っぱが出てきたときに、樹種名を確認して、全ての樹木保護ネットに看板を取り付ける予定です。
次回の活動日は、3月5日(木)です。清水谷の植生を守るための活動を応援していただけるボランティアスタッフを募集しています。
NPO法人みのお山麓保全委員会にメールもしくは、TEL090-1133-3615(事務局/高島)までご連絡をお願いします。