風が冷たく冬枯れの中で花を咲かせる春の妖精たち
まだまだ風が冷たく冬枯れの中で、芽を出してあっという間に花をさかせ、春の到来をつげる植物たちがいます。これらは「春の儚いもの」「春の短い命」というような意味で春の妖精(スプリング・エフェメラル)といわれています。箕面ビジターセンターで見られる代表的な春の妖精(スプリング・エフェメラル)は、フクジュソウ、キクザキイチゲ、カタクリなどです。
箕面ビジターセンターの裏庭のフクジュソウが見ごろです。このフクジュソウ、日の光が当たると花を開かせ、日がかげると花を閉じてしまいます。
3月13日、時おりアラレがふる寒い日でしたが、フクジュソウ、キクザキイチゲ、セリバオウレンが咲いていました。雪割り草(ミスミソウ)も咲き始めていました。
キクザキイチゲが咲いています。
セリバオウレンが咲いています。
ミスミソウも、ひとつ、ふたつと開花しはじめました。
カタクリは、まだです。3月下旬には満開になることでしょう。
これからの季節、箕面ビジターセンターの山野草園が一気に華やかになってきます。箕面ビジターセンターの展示室では、箕面のサクラのいろいろなど、季節にあった展示をしています。